パトカー追跡の自転車転倒 松阪、52歳男性重傷 三重

【松阪】30日午後10時35分ごろ、三重県松阪市平生町の県道で、パトカーに停止を求められた自転車の同市駅部田町、会社員男性(52)が転倒し、頸椎(けいつい)を骨折する重傷を負った。

同署によると、パトカーは同署地域課の男性巡査部長(27)が運転し、助手席に女性巡査(23)がいた。傘さし運転の自転車を見つけ職務質問するため赤色灯を点灯して停止を求めたが止まらず、数百メートル追跡し、右折しようとした男性が転んで頭を打ったという。

林伸一副署長は「一日も早い回復をお祈りする。事故原因を調査していく」とコメントした。