満開のウメや竹取神事撮る 四日市で写真クラブ作品展 三重

【会員らの意欲作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市笹川のアマチュア写真クラブ「フォト・アレグリア」(小林茂代表)による第22回「ふるさと三重写真展」が31日、同市安島の市文化会館第3展示室で始まった。指導する日本光画会会員の中西一夫さんと会員6人による県内の風景や祭りなどを中心に49点を展示している。6月2日まで。

いなべ市・梅林公園の見晴台から捉えた満開のウメの花「梅まつり」、津市・辰水神社の鳥居横に飾られた干支(えと)の龍「きのえたつ」、志摩市・伊雑宮御田植祭で、田植え前の田で男衆が泥まみれで竹を引き合う竹取神事「男の祭り」など、見応えのある作品が並ぶ。

小林代表(76)は「会員らが県内各所で撮った意欲的な作品がそろった。見る方々に元気が伝わればうれしい」と話していた。