【津】4月3日に発生した台湾東部沖地震の被災地を支援する募金活動が5月29、30日の両日、津駅前であった。私立セントヨゼフ女子学園(津市半田)の中2―高3延べ30人が、道行く人に支援を呼びかけた。
生徒会組織の学園会が被災地への支援を検討。今月中旬校内で呼びかけたのに続き街頭募金を計画し参加者を募った。
生徒は両日放課後の1時間、東西口付近に分かれて数人ずつ募金箱を手に「台湾東部沖地震の支援をよろしくお願いします」と声をそろえた。
学園会役員で高2の池田優佳さん(16)は「東日本大震災の時も能登半島沖地震の時も台湾の方は支援してくださっていた。今度は私たちにできることをしたい」、中3の南部香奈子さん(14)は「何かをしたい方のきっかけになればと活動している」とそれぞれ話した。
集まった募金は日本赤十字社の台湾東部沖地震救援金に寄託する。