英語でオンライン交流 伊勢・中島小とシンガポール児童、地域や学校紹介 三重

【シンガポールのインターナショナルスクールと画面越しに交流する児童ら=伊勢市の中島小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市の中島小学校の児童らが27日、シンガポールのインターナショナルスクールの児童らとオンラインで交流。英語で地域や学校の紹介をしあって、互いの理解を深めた。

中島小の4年生37人とインド系インターナショナルスクールの4、5年生20人が参加。交流会で、インターの児童らは、自己紹介やインドについて話し、インドの伝統的な踊りや衣装なども披露した。

中島小の児童らは、学校生活について、遠足やそうじ、遊びの様子など写真を画面に映し出しながら紹介。伊勢の郷土食「伊勢うどん」や伊勢神宮についても英語で説明した。

児童らは事前に、英語の表現や発音を外国語指導助手(ALT)に教わり、練習して準備してきたという。伊勢エビについて紹介した西濵悠太郎君(10)は「すごく緊張したけど、上手に説明できた。シンガポールの子に三重のことを知ってもらえてよかった」と笑顔で話した。