皇學館大は2敗3位 東海地区大学野球 中部学院大が優勝

【日大国際―皇學館大 二回裏1死一、二塁、皇學館大8番小林が左前へ先制適時打=長良川球場で】

大学野球の東海地区春季選手権大会が25日、岐阜市の長良川球場で開かれた。皇學館大、中部学院大(岐阜)、日大国際関係学部(静岡)の3県のリーグ代表3校がともえ戦方式で対戦し、本県から出場の皇學館大は2敗の3位だった。2勝で優勝の中部学院大が2年連続4度目の全日本選手権(6月・神宮など)の出場を決めた。

2015年以来9年ぶり2度目の全日本選手権出場を目指して4大会連続となる春の東海大会に挑んだ皇學館大は、日大国際関係学部に4―5、中部学院大に3―6で敗れて2敗を喫した。

日大国際関係学部戦は2―2の同点の六回、バッテリーミスなどで3点の勝ち越しを許すと、反撃を3番床辺翔太郎(4年・皇學館)の2点本塁打に抑えられた。

終始追いかける展開だった中部学院大戦は終盤まで1点差で粘ったが、七回失策などでリードを3点に広げられるとその差を縮められず、七回、内野安打や敵失などで得た2死満塁の好機も生かせなかった。