【松阪】農業屋と農家の産直市場みのりを展開するクラギ(三重県松阪市川井町、竹内秀樹社長)は26日、野菜・切り花の収穫体験を開き、市内外から集まった家族連れら16人が参加した。
収穫体験は、つくる人と食べる人をつなぐ架け橋となることを理念とするみのりが定期的に開催している。今回は同市八重田町で家庭菜園を営み、みのり松阪インター店の運営委員長も務める加藤弘美さんの畑で実施された。
体験では参加者らが加藤さんの説明を受けながら、畑に実ったヤングコーンやレタス、インゲンなどを収穫。また、敷地内で鮮やかに咲いたキンギョソウやカスミソウ、ゴールデンスティックなどの花を摘んだ。
同市から家族と参加した早川心葵くん(6つ)は「野菜を収穫したのは初めてで楽しかった。家で食べるのも楽しみ」と笑顔で話した。みのり松阪インター店の平一期店長は「普段食べているものがどのように育っているのかを子どもに知ってもらうきっかけとなれば」と期待した。
また、同市嬉野黒野町のクラギ嬉野農場では恒例となった農場祭も開催。アジサイや多肉・観葉植物などの鉢植えや花苗が並んだほか、サツマイモの植え付け体験も催され、多くの参加者でにぎわった。