議会の仕組みや議員の役割学ぶ 亀山・関中3年生 市議会事務局が説明会

【「中学生議会」の説明会に参加した3年生の皆さん=亀山市関町新所の市立関中学校で】

【亀山】三重県の亀山市議会事務局は24日、8月に市議会本会議場で開催する本年度の「同市中学生議会」に向け、同市関町新所の市立関中学校で、3年生52人を対象に説明会を開いた。

中学生議会は、次世代を担う生徒らが行政や議会の仕組みを学び、市政への関心と理解を深め、生徒らの自由な発想、意見を市政の参考にするのが狙い。今年は8月27日に開催し、市内3中学校から3年生が6人ずつ、計18人参加する。

当日は、参加生徒18人の中から議長を選出し、17人が議員として市長、副市長、各関係部署の部長ら執行部と「もっと好きになれる!亀山市の未来について考える」をテーマに議論する。

説明会は、市議会議員7人が出席。二元代表制の下、年4回開会している定例会の仕組みや、行政(執行部)が提案する事業・予算のチェックなど、議員や議長の役割について3議員が話した。

生徒らは、「議会の仕組みが少し理解できた」「中学生議会に参加してみたい」などと話していた。

説明会は亀山中学校では今月9日に実施。30日には中部中学校で開く。