亀山の新茶、飲んで食す 市民ら香りと味楽しむ

【茶葉を味わう参加者ら=亀山市関町新所の足湯交流施設で】

【亀山】三重県の亀山市と市民団体「魔女のお茶会」(一見貞子代表)は23日、同市関町新所の足湯交流施設(旧木村邸)で、「お茶教室」を開き、市民ら6人が参加した。

同教室は、令和6年度市民協働事業の一環。市内で栽培している「亀山茶」を多くの人に味わってもらい、親しんでもらうのが目的。日本茶インストラクターの一見代表と駒田やす代さんが講師を務めた。

参加者らは、今年手摘みした新茶葉「みえうえじま」を急須に入れ、約70度の湯で蒸らしたお茶を湯飲みに注ぎ、香りを楽しみながら味わった。また、一煎目の茶葉にかつお節をふりかけ、ポン酢と出汁(だし)しょうゆで味わった。

47歳の女性は「お茶の香りと味を楽しませてもらった。茶葉はおひたしのようでおいしかった。お茶会に参加してよかった」と舌鼓。

一見代表は「今後も、いろんなイベントなどでお茶会を開き、亀山茶の普及活動につなげる」と話していた。