マイナで申請書自動作成 住民票交付など、鈴鹿市が機器試験導入

【マイナンバーカードをかざして交付申請書を自動作成する専用機器=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は23日、同市役所の戸籍住民課で、マイナンバーカードを専用機器にかざして、住民票などの交付申請書を自動作成するシステムの試験導入を始めた。令和8年9月末日まで。マイナンバーカードの利活用促進と申請者の記入支援が狙い。

対象となる申請書はほかに、戸籍や印鑑証明書などの交付請求書。

専用機器は、同課の受付番号発券機横に1台設置。機器にカードをかざし、暗証番号を入力することで、自動的に住所、氏名、生年月日、申請日が印刷された交付申請書が作成される。使用目的や必要数などは、自分で記入する。

戸籍住民課では「活用してもらうことで、申請者の書く手間が省けるとともに、記載ミスを無くすことができる」と話した。