「能登応援フェア」三重県庁食堂で始まる 石川産食材「新鮮でおいしい」

【赤カレイの干物を試食する一見知事=県庁食堂で】

能登半島地震で被災した石川県の食材を使ったメニューを提供する「能登応援フェア」が22日、三重県庁の食堂で始まった。来月26日まで、毎週水曜に週替わりでメニューを提供する。

県によると、石川県産の食材を購入することで被災地の支援につなげようと、県庁の食堂を運営している魚国総本社(本社・大阪市)が県の提案を受けて実施。食堂は職員以外も利用できる。

初日は石川県産赤カレイの干物や、地元のかまぼこが乗ったそうめんなどの定食を提供。115食を用意し、86食が売れた。いつもより100人ほど多くの人が食堂を利用したという。

一見勝之知事も食堂を訪れて試食。「身が締まり、新鮮でおいしい」と絶賛した上で「(フェアを機に)能登に行っていただければ支援につながる。多くの人に味わってもらいたい」と話した。