伊勢新聞

新型コロナ2週連続増加 三重県内感染状況

三重県は22日、先週(13―19日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。一医療機関あたりの新規感染者は平均2・07人で、前週から45%の増加。2週連続で増加した。

県によると、県内の1日あたりの新規感染者数は、前週より約60人多い約150人と推計される。入院患者数は前週同一曜日比3人減の64人。重症者は2人増の3人となっている。

保健所管内別の一医療機関あたり新規感染者数は桑名4・8人▽四日市1人▽鈴鹿1・9人▽津1・45人▽松阪1人▽伊勢1・36人▽伊賀3・13人▽尾鷲3・5人▽熊野0・5人―となった。

感染症対策課は感染者数が増えた理由について「大型連休の人流が影響した可能性がある」としつつ「増加傾向に転じたのかどうかは、現時点では分からない」と説明。「例年は5月から夏にかけて感染者が増える傾向にあるため、今後の状況を注視したい」としている。