地震対策費など30億円追加 三重県が補正予算案

三重県は21日の県議会執行部説明会で、南海トラフ地震の対策費などとして、約30億円を追加する一般会計補正予算案などの17議案を発表した。6月3日の本会議に提出する。

県によると、補正予算には南海トラフ地震の対策費に加え、全国知事会がフランスで実施するプロモーションへの出展費などを計上。県は今月29日に補正予算の詳細を発表する。

漁業調査船を建造する契約を、10億2850万円で鈴木造船(四日市市)と交わす議案も提出する。昭和59年に建造した「あさま」の老朽化に伴う対応で、本年度内に完成の見込み。