第71回春季東海地区高校野球大会(東海地区高野連主催)は21日、岐阜市の長良川球場で決勝があり、初優勝を目指した菰野(三重2位)は3―4で中京大中京(愛知2位)に敗れて準優勝だった。中京大中京は2004年以来20年ぶり7度目の優勝。
菰野は先発の2年生右腕森柊真が五回まで1安打無失点の好投。打線も五回の9番中川漣心の適時三塁打などで2点をリードして援護したが、六回、失策から1死二塁のピンチを招き、二塁打3本に野選も絡んで一挙4点を奪われ、逆転を許した。
七回からは1回戦の享栄(愛知1位)戦で175球完投した2年生左腕栄田人逢が継投。中京大中京の反撃を断って、八回には自らの適時打で1点返したが、反撃はここまでだった。