菰野の7番松山は先制二塁打を含む2本の適時打を放ち、4打点の活躍。戸田監督が「結果を残してきている」と評価する2年生外野手が初戦突破の原動力となった。
背番号8だが、県大会では野手としても出場する主戦投手栄田に中堅を譲る試合も。津田学園に敗れた決勝は栄田の登板がなく、代打で出場。最後の打者となっていた。
東海大会初戦のこの日は栄田が先発登板し、松山は中堅手として先発出場。「思い切り振ろうと思っていた」と第1打席の痛烈な一打で勢いづいたチームは、三回までに8点を奪って勝利した。
準決勝に向け、戸田監督は175球を投げた栄田を先発出場させず、松山を先発起用すると示唆。松山は「1打席に集中して結果を出したい」と意気込んだ。