三重県議会の第2会派、自民党(19人)が、津田健児代表=6期、四日市市選出=の後任に服部富男議員=6期、三重郡=を充てる方針を固めたことが15日、関係者への取材で分かった。17日にも就任の見通し。
関係者によると、服部議員は15日に開かれた会派総会で、代表への就任に積極的な意向を示したとされる。自民党では中森博文代表=当時=の議長就任に伴い、津田議員が昨年5月に代表を引き継いでいた。
また、自民系の少数会派、草莽(4人)の谷川孝栄議員=4期、東紀州=が、17日に自民党会派へ移籍する方針を固めたことも判明。初当選以降、草莽の前身「鷹山」を含めて少数会派に所属し続けてきた。
谷川議員は取材に、同党県連の政調会長を務めていることなどを踏まえて移籍を決めたと説明。「支援者からは、自民系会派が割れていることへの指摘もあった。全国的に厳しい状況の自民を地方から支えたい」と語った。