【鈴鹿】三重県鈴鹿市の石薬師公民館と同市自由ケ丘1丁目のアトリエ教室で活動する絵画サークル「三重・丘の会」(追田清代表)は13日、同市役所市民ギャラリーで作品展を開き、洋画家の追田代表(83)と生徒ら計30人の絵画作品33点を展示した。19日まで。
同会は現在、市内外の中学生から90歳の29人が、各教室で絵画制作に取り組んでいる。
静物画や風景画を一人1、2点ずつ出品。最年少で市立大木中3年の前田凰生君が、アクリル絵の具を使って30号の大作に初挑戦した「草原を見下ろす」のほか、北海道から月1回通っているという村田玲子さんの「桜吹雪」、鏡に映った風景など細部まで丁寧に描き込んだ石原正子さんの「新緑の電車」など、個性豊かな力作の数々が並ぶ。
追田代表は「作品を通じて、みんなが楽しみながら一生懸命描いていることが伝われば」と話していた。