一見勝之三重県知事は13日の定例記者会見で、能登半島地震の被災地復興を支援するため、石川県産食材を使ったメニューを毎週水曜に県庁食堂で提供すると発表した。初回は22日。
「能登応援フェア」と題し、県庁食堂を運営する魚国総本社の協力で実施。県は首都圏営業拠点「三重テラス」(東京)で石川県産の食材を販売するなど、被災地を支援してきた。
カレイの干物やイワシの甘露煮、サワラのフライ、かまぼこなど、石川県産の食材を使ったメニューを週替わりで提供。コメや豚肉、鶏肉など、三重県産の食材も合わせて提供する。
初日は一見知事も食堂を訪れて「石川県産カレイの干物定食」を試食する予定。「被災地の復興は道半ば。フェアを通じて復興を支援し、被災地の方々を勇気づけたい」と述べた。
6月26日までの計6日間。メニューや金額などを県のホームページに掲載する予定。問い合わせは農林水産部フードイノベーション課=電話059(224)2391=へ。