伊勢新聞

中学生らに公開授業 四日市商高、生徒ら開発の菓子販売も 三重

【菓子を買い求める中学生とその保護者ら=四日市市尾平町の四日市商業高校で】

【四日市】三重県四日市市尾平町の四日市商業高校は11日、中学生とその保護者に向けた公開授業を実施し、市内外から約500人が訪れた。

数学や英語などの普通科目から、情報処理、原価計算などといった商業高校ならではの授業や、部活動の様子も公開した。

マーケティング実習を学んだ歴代生徒と地元の菓子店「明月堂」とでこれまで開発した6種類の菓子の販売もあり、販売開始早々に列ができていた。

市内から訪れた中学3年の女子生徒(15)は「同校が第1志望」といい、「場所が分らず迷っていたら、高校生が優しく声をかけてくれ、案内してくれた。みんな楽しそうにしていて、改めてこの学校に入りたいと思った」と話した。