【四日市】三重県四日市市東阿倉川の海蔵地区市民センターで研さんする絵画グループ「チームRAKU」(木下みゆき代表)は3日、同市安島の市文化会館第4展示室で、第2回「RAKU展」を開いた。市内と菰野町在住の女性5人による油彩、水彩画など26点を展示している。5日まで。
木下代表(65)と樋口芳子さん(80)、竹中恵子さん(76)、増井美鈴さん(71)、山埜美智子さん(69)の5人。
青を基調に、物思いに沈む自身の姿を描いた50号の油彩画「ブルー」、藍色の花瓶に生けた「椿」、ペルシャ風の水差しと果物を質感豊かに捉えた「静物」、丹精したミカンや植物を描いた「卓上の静物」、優しいまなざしの「ウマ」など、5人5様の個性あふれる作品が並んでいる。
画歴15年から50年という5人は、それぞれが所属している絵画団体を超えて活動している。木下代表は「仲良く、楽しくをモットーに、生涯勉強だと、向上心を持って創作に取り組んでいます。作者のメッセージや個性を感じ取っていただけたら」と話していた。