4230万円の投資詐欺被害 桑名の70代男性、金や原油 三重

【桑名】三重県警桑名署は30日、桑名市の70代男性が金や原油への投資名目で、現金約4230万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は1月ごろ、著名な投資家を装ったインターネット上の広告を通じて、LINEグループに招待され、グループのメンバーから金や原油への投資を勧められた。

男性は2月26日―3月27日、メンバーらの指示で、金や原油への投資などとして、23回にわたって現金約4230万円を指定された複数の口座に振り込み、だまし取られた。

男性は、投資の利益などを引き出せないことから知人らに相談し、被害が発覚した。男性はメンバーらとLINEのみでやりとりしていたという。