伊勢新聞

JR加太駅に兜と鎧 端午の節句に合わせ 三重・亀山

【展示している5月人形「兜・鎧」=亀山市加太市場のJR加太駅舎内「加太サロン」で】

【亀山】三重県の亀山市加太地区まちづくり協議会の加太駅舎活用委員会(山﨑一博会長)はこのほど、同市加太市場のJR加太駅舎内に、端午の節句に合わせて、5月人形「兜(かぶと)・鎧(よろい)」1体を飾った。5月31日まで。

同委員会は、令和4年にリニューアルした同駅舎で「加太サロン」を運営、管理し、地域の情報発信と住民らの交流の場として活用している。

兜と鎧は、子どもが大きくなり、家で飾らなくなった地元住民が、同協議会に提供した。同駅を利用する人や地域住民に端午の節句を感じてもらう狙いで、初めて展示した。

同委員会は「兜と鎧を飾ることで、地域の子どもたちの健やかな成長を願いたい」と話した。