伊勢新聞

こいのぼり、春風受け泳ぐ 伊勢の津波避難タワー 三重

【風を受けて元気に泳ぐこいのぼり=伊勢市東豊浜町で】

【伊勢】三重県伊勢市東豊浜町の津波避難タワーに、色とりどりのこいのぼり約50匹がお目見えし、春風を受けて泳ぐ姿が、住民らを楽しませている。

地区住民でつくる豊浜東まちづくり協議会が、地域に明るい話題を届けようと企画し、4年目となる。住民らに使わなくなったこいのぼりを寄付してもらい、避難タワーの柱に張ったロープに掲げている。地域の防災拠点であるタワーの周知も兼ねた取り組みだという。

まちづくり協議会事務局の角屋博久さんは「元気よく泳ぐこいのぼりのように、たくさんの人に元気になってもらえたら」と話していた。掲揚は、5月11日午前まで。