「藻場再生に」10万円贈呈 伊勢志摩リゾートマネジメントが「海っ子の森」へ 三重

【山下代表(右)に目録を手渡す惣明総支配人=鳥羽市の鳥羽国際ホテルで(伊勢志摩リゾートマネジメント提供)】

【鳥羽】三重県の鳥羽志摩でホテルやゴルフ場を運営する「伊勢志摩リゾートマネジメント」はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として、藻場再生による環境保護活動などに取り組む「一般社団法人 海っ子の森」(津市、山下達巳代表)に10万円を贈呈した。

運営する鳥羽国際ホテルやNEMU RESORTなどで、クリスマスや七夕の時季にチャリティーイベントを実施。取り組みに賛同した宿泊客らが500円以上を寄付し、用意されたオーナメントや短冊にメッセージを書いて、館内に設置したクリスマスツリーやササに飾り付けたという。今回は昨年のチャリティーイベントの収益に、同社からの寄付を合わせて計10万円を集めた。

鳥羽市の鳥羽国際ホテルで贈呈式があり、惣明福徳総支配人が山下代表に目録を手渡した。

山下代表は「以前に行ったわかめツリーやNEMUのリトリートイベントなどの取り組みが認知され、周りからの反響がある」、惣明総支配人は「昨年、三重のサステナブル経営アワードに認定されたので、これからもサステナブルなホテル運営を目指したい。以前に取り組んだ藻場再生のわかめツリーをアレンジするなどの取り組みも検討したい」と話した。