【四日市】三重県四日市市の森智広市長は23日の定例記者会見で、市ホームページの3D都市モデル上で公開している情報に、中央通り再編後の姿を新たに加えたと発表した。
3D都市モデルは平面の地形図に航空測量で取得した建物、地形の情報を組み合わせ、三次元の地図を作成。属性情報に加え都市空間そのものをデジタル上で再現する。
市では令和4年度に市内全域で同モデルを整備し、都市計画や防災などの分野への活用・オープンデータ化を目指すプロジェクトを推進。市ホームページの同モデル上で用途地域などの都市計画や津波・高潮による浸水想定区域などの災害リスクに関する情報を公開している。
同日から、中央通りのJR四日市駅から西浦通りまでの約1・6キロの空間について、市民公園前やバスタ四日市周辺など、再編後の姿を静止画で確認できる。近日中に同空間を表現した動画も市ホームページ上にアップする。
森市長は「3D画像公開により、市民の皆さまに分かりやすくご提示できれば。多くの方に将来の中央通りをイメージしていただき、新しい取り組みが広がってくれば良い」と語った。