【亀山】三重県亀山市の櫻井義之市長は23日、市役所で定例記者会見を開き、令和6年度を文化芸術を生かしたまちづくりを推進するため、「かめやま文化年2024」と称して1年間、さまざまな取り組みを展開すると発表した。
「かめやま文化年2024」は、亀山市文化芸術推進基本計画に基づき、「まちがにぎわいこどもがわらう」と題して、同市と同実行委員会、文化芸術活動団体などが、食文化や演劇、川柳や俳句をテーマに、小中学校向け講座のほか、市文化大使9人が、リレー形式で講座を開くなどの企画を予定している。
また、子どもたちが文化芸術活動に参画する機会を充実させ、まちのにぎわいや魅力の創出につなげるため、公募型「文化芸術創造事業補助金」の活用対象となる事業団体の募集を4月1日から開始した。5月7日まで。事業の実施期間は令和7年3月31日までとし、補助金は事業に要する経費の2分の1以内で上限額は50万円。
櫻井市長は「11月3日の文化の日を含む前後1カ月間に集中してイベントなどを開催する」とし、「子どもたちの文化芸術活動への参画の充実により、文化の継承と創造を育み、まちのにぎわいや魅力の創出につなげたい」と語った。
同補助金への問い合わせは市文化課=電話0595(96)1223=へ。