伊勢新聞

菰野が5年ぶり決勝へ 津田学園と27日対決 春季高校野球三重大会

【昴学園―菰野 5年ぶりの東海大会出場が決まる試合で3安打無失点で完投し、高校入学後初完封勝利を果たした菰野の2年生左腕栄田=津球場で】

第71回春季東海地区高校野球三重県大会(県高野連主催、伊勢新聞社後援)は22日、津球場公園内野球場で準決勝残り1試合が行われ、菰野が2019年以来の春の決勝進出と春の東海大会出場を決めた。

決勝は北地区予選1位の津田学園と同2位の菰野の顔合わせとなり、津田学園は5年ぶり4回目、菰野は13年ぶり4度目の春の頂点を目指す。春の県大会決勝の両校の対戦は5年ぶり。

菰野は準決勝で昴学園を3―0で下した。一回に4番森柊真の敵失を誘う遊ゴロで先制。初戦から3試合連続先発の2年生左腕栄田人逢は3安打無失点で高校入学後初の完封勝利。バックも無失策で支えた。

決勝は27日、津球場公園内野球場で行われる。3月の北地区予選決勝は津田学園が1―0で菰野を退けている。決勝に先立ち、宇治山田商と昴学園の3位決定戦も行われる。