【伊勢】三重県の伊勢市の鈴木健一市長は22日、市役所で定例記者会見に臨み、市が製造・販売するペットボトル入り水道水「五十鈴川採水 伊勢の水」(500ミリリットル)のオリジナルラベルの受け付けを同日から始めたと発表した。ペットボトル入り水道水のオリジナルラベルを製作するのは、県内の自治体で初めて。
市は安全・安心なおいしい水道水をたくさんの人に飲んでもらおうと、伊勢神宮内宮近くにある五十鈴川水源地(同市中村町)の地下水を使用した「伊勢の水」(110円)を、平成28年度から市役所や各総合支所で販売。市内の販売登録店でも購入できるほか、自治会などで防災用備蓄水として利用されている。
ラベルは縦約13センチ、横約20センチ。品名や原材料名などの一括表示とタイトル「五十鈴川採水 伊勢の水」が記載されるが、背景やデザイン全体をオリジナルにできる。
申込本数は1200本(50箱)以上。費用は目安として1200本製作の場合、税込み39万6千円(1本あたり330円)。別途配送料が必要。市のホームページにある申込書に必要事項を記入し、ラベルデザイン案を添付して提出する。納品は12月ごろになる予定。
鈴木市長は「企業の販売促進や顧客へのサービス、記念事業やイベントなどに使ってもらいたい」と話した。
問い合わせは市上下水道総務課=電話0596(42)1504=へ。