能登地震に義援金 亀山市ゴルフ協会 開催の大会参加費17万円

【櫻井市長(右端)に義援金を手渡す都築会長(中央)ら=亀山市役所で】

【亀山】亀山市ゴルフ協会の都築滋会長(70)ら役員3人は15日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、能登半島地震の被災者らへの義援金17万3千円を櫻井市長に手渡した。市は日本赤十字社に送付するという。

義援金は、同協会が3月28日に開催した「第51回市民ゴルフ大会」の参加者173人の参加費(1人千円)全額を、参加者全員の了承を得て決めた。

都築会長は「人ごとではない。被災地の復興が長引く中、被災者の役に立てればと」と話した。櫻井市長は「皆さんの尊いご厚志に敬意を表します」とし、「責任を持って、被災地に届けさせていただく」と感謝した。

同協会は、平成13年に設立後毎年2回、市民の親睦と交流を深める市民ゴルフ大会を開催している。また、ジュニアの育成にも力を注ぎ、現在は小学生から高校生まで計15人の育成に取り組んでいる。