伊勢新聞

子育て支援の情報発信 鈴鹿市役所に拠点開設 三重

【市民ロビーに設置した「すずっこインフォメーションスペース」をPRする市職員=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市はこのほど、同市役所1階市民ロビーに、市の子育て支援情報を広く周知する拠点として「すずっこインフォメーションスペース」を設置した。

全ての子どもたちの健やかな育ちと、子育て支援ができる環境整備の充実に向けた取り組みの一環。

同スペースでは、昨年12月にリニューアルオープンした子育て支援センターりんりんの施設案内や子ども施策に関するPR動画を随時放映するほか、情報共有の場として子どもに関するイベントや支援情報を発信する。そのほか、壁面のQRコードを読み込み子育て世帯の保護者の声を聞く「バンビートークルーム」は、定期的に内容を変えたアンケートを実施し、収集した意見を今後の施策などに反映させる計画という。

担当の子ども政策課は「行政だけの発信ではなく、子育て関係の市民団体などの情報発信の場としても活用してほしい」と話した。