【亀山】高校生に模範的な自転車運転と交通安全の大切さをアピールする「セーフティ・バイシクルリーダー」に三重県警から委嘱された県立亀山高校生徒会の役員ら8人は10日、亀山市本町1丁目の同校校門前の交差点で、自転車交通安全の啓発活動を実施。通学する生徒らにヘルメットの着用を呼びかけた。
亀山署交通課と亀山地区交通安全協会、市防災安全課が協力した。
リーダーらは、自転車通学する生徒らに「ヘルメットは自分の未来を守るため」と書かれたチラシと、自転車の車輪に取り付ける反射材を手渡し、「自転車に乗るときは、ヘルメットを着用して」、「交差点の横断歩道で人が歩いている時は、自転車から降りて、渡りましょう」と呼びかけた。
同校生徒会の書記をしているリーダーの一人、3年生の伊藤華紗さん(17)は「ヘルメットを着用しているのは、新1年生がほとんど。2、3年生も着用する習慣を身に付けてほしい」と話していた。
全校生徒588人のうち、自宅から学校、最寄りの駅まで自転車通学している生徒は約400人という。