伊勢新聞

障害者就労を支援 福祉事業所が物品販売、16日に県庁で

【定例記者会見で「県庁マルシェ」の開催を発表する一見知事=県庁で】

一見勝之三重県知事は10日の定例記者会見で、障害者が働く事業所が弁当などを販売する「県庁マルシェ」を、毎月第3火曜日に県庁の玄関ホールで開くと発表した。初回は16日。

県によると、障害者の就労について知ってもらうことや、障害者の収入を向上させることなどを目的に開催。関係団体から「販売の機会をつくってほしい」との要望を受けていた。

障害者の就労を支援する県社会就労センター協議会と共同受注窓口みえが共催。津市や松阪市、亀山市にある計11の事業所が出店し、弁当やパン、菓子、工芸品などを販売する。

一見知事は会見で、自身も16日にマルシェを訪れ、商品を購入すると説明。「ぜひ、多くの方々に購入していただきたい。県民の方々にも来てもらいたい」と呼びかけた。

午前11時半から午後1時半まで。出店する事業所や販売する品目などを県のホームページで公表している。問い合わせは障がい福祉課=電話059(224)2215=へ。