「白鳥の湯・足湯施設」が営業再開 亀山、レジオネラ検出で休業 三重

【10日から営業を再開する温泉施設「白鳥の湯」=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】三重県の亀山市は10日、同市羽若町の市総合保健福祉センター内の市が運営・管理する温泉施設「白鳥の湯・足湯施設」の営業を再開する。午前10時―午後8時。毎週火曜休業。

同施設は1月26日、県環境保全事業団が実施した、レジオネラ属菌検査により、男子浴場の源泉から浴槽に直接注入する温水から基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたことで、市は感染症防止のため、施設を2月9日から臨時休業した。

休業期間中、設備の清掃、消毒作業により、同事業団の再検査の結果、安全性が確認され、より安全を確保するため薬注器を設置するなど設備の充実を図った。

市の担当職員は「臨時休業により皆さんに迷惑をかけていたが、安心して利用できるようになった」と話した。

同施設の利用料金は一般300円。65歳以上200円。子ども(12歳未満)100円。