伊勢新聞

福祉団体と社協に配分金 津で三重県共同募金交付式

【配分金交付書を手渡す小笠原会長(右)=津市桜橋の県社会福祉会館で】

【津】三重県共同募金会(小笠原まき子会長)は9日、津市桜橋2丁目の県社会福祉会館で令和5年度の共同募金配分金交付式を開いた。昨年10月から県全域で展開した一般募金運動で集まった金額のうち、経費、災害準備金等を除いた2億4007万5619円を、事前の申請を通過した県内福祉団体7団体と全市町と県の社会福祉協議会に配分した。

昨年度の募金実績は一般と歳末たすけあい等合わせて2億8089万616円で、2億8300万円の目標額に対し達成率は99・25%。わずかに目標に達しなかったものの前年より約833万円増額となった。

式では小笠原会長が「ポストコロナ時代社会は多様化し県民の意識も地域社会の課題も刻々と変化している。地域の課題解決と発展支援に向け引き続きご協力お願いしたい」とあいさつし、福祉団体代表の快生教学会(いなべ市藤原町、林淑乃理事長)と市町社協代表の伊賀市社協にそれぞれ交付書を手渡した。

その他の福祉団体交付先は次の皆さん。ふれ愛コンサート実行委員会▽県国際交流財団▽県重症ケア家族会SMILE▽亀山みんなの食堂▽みんなの食堂こむすび舎めいわ町▽あかなご野球フェスタ実行委員会