【三重郡】三重県内作家による2人展「籐(とう)とビーズの世界―継続は力なり」が、菰野町大羽根園のパラミタミュージアム1階、小ギャラリーで開かれている。四日市市三重の殿山照子さん(84)が籐で作った雑貨やオブジェを、鈴鹿市西条の瑞原栄米(えみ)子さん(69)は多彩なビーズ作品を出品した。14日まで。小ギャラリーは入場無料。
2人は作家仲間で20年来のつき合い。手作り作品を展示・即売する百貨店の催しで一緒になったり、他の仲間も交えて作品展を開くことはあったが、2人展は今回が初めてという。
それぞれ70点ほどを展示。殿山さんは戯れる白鳥を表現したオブジェをはじめ、かごや人形などを並べた。瑞原さんは絵画のように仕立てた額やコスチュームジュエリー、菓子が入った缶を再利用した小物入れなどを紹介している。
殿山さんは40年以上、瑞原さんは25年にわたって創作活動を続ける。2人は「続けることが大事。これからも作り続けていく」と話していた。