三重学生野球春季リーグ開幕 皇學館と三重が先勝

 【皇學館大―近大高専 リーグ戦初登板初先発で5回1安打無失点の好投を見せた皇學館大・工藤=安濃球場で】

(第1週、安濃球場)
三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は6日、開幕した。2戦先勝の勝ち点制で争われ、県内5校が5週に渡り、2回戦総当たりで対戦する。初日は皇學館大―近大高専、四日市大―三重大の各1回戦があり、皇學館大、三重大が先勝した。

11季連続13回目のリーグ優勝を目指す皇學館大は近大高専を7―0の七回コールドで下した。三回1番浅井颯茉(4年・海星)の左前打から作った先制機で4番川合爽斗(3年・愛工大名電)が2点適時二塁打。その後も小刻みに加点した。工藤岳(3年・知徳)ら3投手で近大高専打線を1安打無得点に抑えた。

2017年春以来のリーグ優勝を目指す三重大は、18年春以来のリーグ優勝を目指す四日市大に6―3で逆転勝ちした。3点を追う八回1死一、三塁で4番永船義知(2年・畝傍)らの適時打や6番大澤佑二郎(4年・大垣南)の野選を誘う内野ゴロで同点成功。7番坂根寛太(3年・戸畑)の犠飛で勝ち越した。