伊勢新聞

同級生3人の写真と色鉛筆画 南伊勢町で作品展 三重

【写真と色鉛筆画の作品展を開いた(左から)小山三吉さん、小山栄一さん、中西さん=南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で】

【度会郡】三重県南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で、同級生3人による写真と色鉛筆画の作品展が開かれている。8日まで。

同町切原の小山三吉さん(74)と同町五ケ所浦の中西福生さん(74)は約12年前から写真を始め、町内外に出かけてさまざまな被写体の撮影を楽しんでいる。11回目となる同展には、各地のサクラの景色や鮮やかな紅葉、家族の笑顔、空と雲の風景を切り取った作品など48点を展示した。

同町切原の小山栄一さん(74)は4年前から色鉛筆画を描き始め、風景や花、動物、鳥などの写真を見ながら作品を制作。同展への出品は4回目で、優しい色合いで細部まで繊細に表現した富士山やキジ、散り紅葉など6点を並べた。

3人は「それぞれの個性豊かな作品を楽しんでもらえれば。作品展もできる限り続けていきたい」と話した。