伊勢新聞

新規採用職員、市長とグータッチ 松阪市が辞令交付式 三重

【竹上市長(左)から辞令を受け取る新規採用職員=松阪市本町の同市産業振興センターで】

【松阪】三重県の竹上真人松阪市長は年度始めの1日、市役所で職員約150人を前に訓示し、同市本町の同市産業振興センターで新規採用職員41人に辞令を交付した。

竹上市長は年度初めの訓示で「当たり前を疑い、成功事例をリセットし、誰が受益者で、どういう効果があるか考えてほしい」「出張所の行政事務を郵便局でするようになった。事業を見直して統廃合していく。挑戦してください」と奮起を促し、「市民に寄り添い解決策を見いだしていくのが総合サービス業の市役所の役目。市民サービスにつながるクリエーティブな仕事をどんどんやっていこう」と訴えた。

辞令交付式では新規採用職員が一人ずつ辞令を受け取り、「松阪市の発展のため一生懸命頑張ります」「市民の皆さまのため尽力します」などと抱負を述べ、竹上市長とグータッチした。

竹上市長は「いつまでも一緒の仕事をしていては前に進まない。求めるのはチャレンジ精神」「同期はほんとにありがたい。横のつながりを大事にしてほしい」と呼びかけた。