城東地区コミュニティセンター完成 亀山市が竣工式 耐震、バリアフリー

【テープカットで完成を祝う櫻井市長(中央)ら=亀山市東町で】

【亀山】亀山市は31日、同市東町の市市民協働センター敷地内に完成した、城東地区コミュニティセンターの竣工式を開催した。

櫻井義之市長、森美和子市議会議長のほか、同地区コミュニティの小林茂会長ら6人が、テープカットで祝った。

同センターは、同町内の旧センターが耐震診断の結果、適用範囲外により、地域住民の安全の視点から、施設の使用を停止し撤去、駐車場とした。新たなセンターが完成するまでの間、県建設業協会の建物を借り受け、使用してきた。

櫻井市長は「隣の市市民協働センターへの接続部分も段差をなくし、バリアフリー化とした」とし、「地域の人たちが集える活動拠点施設として整備した」と式辞した。

小林会長(72)は「足かけ九年、やっと地域住民念願の広くて使いやすいセンターが建った」と話した。

【完成した城東地区コミュニティセンターの室内=亀山市東町で】

新センターは、鉄骨造平屋建て延べ面積166平方メートル。集会室と事務室、調理室を設け、トイレは市市民協働センターを利用する。昨年6月に着工。総事業費は約8555万円。