【津】津市丸之内のマンション・ビル管理会社「三重交通コミュニティ」で29日、入社式があり、新入社員4人が新たなスタートを切った。
式では、同社の川村則之社長が今年起きた能登半島地震に触れ「当たり前の日常を送れる大切さを感じられる人間・会社でありたい」とし「今年で創立28周年を迎える。昨年社名を新たにし、新社名での入社第1号として期待している」と激励した。
新入社員代表の中川零央さん(津市出身)は「感謝の心を持ち、一日も早く会社に貢献できるよう精一杯取り組んでいく」と宣誓した。
その後新入社員らはブルゾンに着替え、最初の仕事「ファーストミッション」として同社のメイン業務である清掃を実践。清掃方法や用具の使い方について指導を受けながら、川村社長らとともにトイレ・フロアを清掃した。
新入社員の井谷美月さん(津市出身)は清掃を終えて「日々自分が過ごしている中でも、清掃の方々の仕事が生きているということを知れた。自分自身も丁寧に使うことを心がけたいと思えた」と感想を話した。