将来への志、新学期前に表明 伊勢・皇學館大で新2年生「立志式」 三重

【立志状を読み上げ決意表明する学生=伊勢市の皇學館大学で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館大学で27日、将来への志を述べ誓いを立てる「立志式」が開かれた。現代日本社会学部の新2年生133人が、新学期を前に決意表明した。

立志式は、同学部が3つの専攻コースに分かれる2年生進級時に、目標を明確にして学業に専念できるよう、節目の儀式として開いている。

式には、富永健学部長ら教員と新2年生が出席。富永学部長は「志を立てる大事な日。意識を高め、今後の学生生活をしっかり送ってほしい」と述べた。

続いて、学生代表の9人が順に前に進み出て、目標や目指す進路を書いた「立志状」を読み上げ、「地方公務員となり、地域活性に貢献したい」、「福祉の知識を勉強し、医療機関で活躍できる人材になりたい」などと決意を発表した。

福祉展開コースの横山理央さん(19)は「声に出して表明することで、仲間と共に目標に向かう気持ちになった。思い描く将来像を目指し成長していきたい」と話していた。