新会頭に川森氏 亀山商議所、岩佐氏から引き継ぐ 三重

【会頭就任のあいさつをする川森氏=亀山市東御幸町の亀山商工会館で】

【亀山】亀山商工会議所は26日、三重県亀山市東御幸町の亀山商工会館で、通常議員総会を開き、議員80人のうち、76人(委任状含む)が出席し、岩佐憲治会頭(77)の退任に伴い、新会頭に川森浩司副会頭(64)を満場一致で承認した。任期は4月1日から令和7年10月31日まで。

平成24年4月から会頭を12年務めた岩佐氏は、令和七年10月31日までの任期を残し、健康上の都合により辞意を決めた。今後は、顧問として役員を支えるという。

岩佐氏は「リニア中央新幹線の県内停車駅に亀山が決まったこと、鈴鹿亀山道路の事業化決定など喜ばしいことが思い出される」とし、「川森会頭は、時代の求めるキャリアと能力の持ち主であり、新しい視点で商工会議所を導いていただけると確信している」と退任のあいさつをした。

一方、川森会頭は「皆で智恵を出し合い、地元事業者が元気でいることが発展につながる。微力ながら会頭職の責務を全うする」とあいさつした。

川森会頭は、セキデン(同市関町新所)の社長として平成25年11月1日から副会頭に就任。川森副会頭が会頭になったことで、後任には亀山製絲の田中康一郎社長(60)が新たに副会頭に就任した。