天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(22)は26日、三重県の伊勢神宮を参拝された。両陛下と共に参拝した平成26年7月以来で、お一人では初めて。今春に学習院大を卒業したことなどを報告した。
愛子さまは同日午後1時前、近鉄特急で鳥羽駅に到着。ホームで一見勝之知事や中森博文県議会議長らの出迎えを受け、宿泊先の鳥羽国際ホテル(鳥羽市)を経て伊勢神宮に向かった。
この後、白色のロングドレス姿で外宮、内宮の順に参拝。多くの参拝客や神職が見守る中、落ち着いた表情でゆっくりと参道を進んだ。正殿前の内玉垣南御門で玉串をささげて拝礼した。
27日は明和町を訪れ、斎宮歴史博物館、いつきのみや歴史体験館を視察する。この後、奈良県に移動し、初代天皇とされる神武天皇の陵(橿原市)を参拝する予定。同日夜に帰京する。