伊勢新聞

会社の魅力ガイダンス 亀山高校で市内11社 三重

【事業所ブースで会社の概要などを聞く生徒ら=亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】

【亀山】三重県の亀山市雇用対策協議会は19日、同市本町1丁目の県立亀山高校で、就職を希望する2年生を対象に「進路(就職分野)ガイダンス」を開き、57人が参加した。

同ガイダンスは、事業所が会社の魅力や仕事内容、職場の環境などを説明することで、就職に関する理解を深める目的で、毎年実施している。

この日は、市内の事業所11社が参加した。生徒らは、1人2事業所のブースを訪れ、事業所担当者から説明を聞き、メモを取っていた。

同市能褒野町に昭和46年、西日本の量産拠点として創業を開始した、古河電気工業三重事業所のブースを訪れた宮﨑勝由さん(17)は「自宅から通える地元企業に就職を希望している。製造業に魅力を感じているので、これからじっくり考えたい」と話していた。

同社総務課担当者は「三重事業所では毎年、高卒者を10人程度採用している。亀山高校の生徒の入社に期待している」と語った。