第96回選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。史上4校目の2連覇を狙う山梨学院や2年ぶりの優勝を目指す大阪桐蔭、能登半島地震で被害の大きかった石川県から出場する日本航空石川、星稜など32校が参加。本県からは東海地区代表で宇治山田商が16年ぶり2度目、県勢では平成31年の津田学園以来、5年ぶりに出場する。
開会式では山梨学院を先頭に、前回準優勝の報徳学園(兵庫)が続き、南から北の順に入場行進があり、宇治山田商ナインも、校名入りプラカードを持った同校硬式野球部員の新居拓実さんに続いて、伊藤大惺主将らベンチメンバーが整然と行進した。
大会は13日間(準々決勝と準決勝翌日の休養日を含む)で行われる。宇治山田商の初戦は大会第4日の21日で、午前9時からの第1試合で東海大福岡と1回戦を戦う。