三重県警、人事異動は1154人 生安部長に出口氏、刑事部長は大林氏

三重県警は18日、春の人事異動を発令した。異動規模は前年度比69人減の1154人で、2年ぶりに減少。階級ごとの異動規模は警視正で1人減の9人、警視で3人減の106人、警部で1人増の173人。県内18署のうち14署で署長が交代する。

また、定年を65歳に延長する地方公務員法の改正に伴い、今年度から定年が2年ごとに1歳ずつ延長されるため、定年退職者はいない。一方で、3月末までに60歳を迎える65人のうち、45人が退職する。

警視正では、生活安全部長に出口浩津署長、刑事部長に大林昌弘生活安全部長が就任。四日市南署長に中西通首席監察官、津署長に警察庁出向の栁生裕也氏が就く。

警視では、首席監察官に就く岡﨑浩司地域部長と交通部長に就く髙橋康二警務部首席参事官が警視正に昇任。地域部長には岡田賢治地域部首席参事官が就任する。

大規模署では、桑名署長に中部管区警察局出向の山澤正和氏が、鈴鹿署長に中村勇索組織犯罪対策課長が就任。松阪署長に西條一人捜査第一課長が、伊勢署長に松岡善則警備企画課長が就く。

中規模署では、四日市北署長に林忠雄人身安全対策課長が、鳥羽署長に今村昭彦生活環境課長が就任。尾鷲署長に伊藤誠司高速隊長が、伊賀署長に井澤勝巳捜査第三課長が、名張署長に嶋田敏総務課長が就く。

小規模署では、四日市西署長に山本幸司通信指令課長が、亀山署長に県出向の田名瀬孝代氏が就任。大台署長には東友則自動車警ら隊長が就く。