【亀山】三重県亀山市は16日、同市東御幸町の市文化会館で、「第19回亀山市美術展表彰式」を開いた。
表彰式では、絵画、写真、書、彫刻・工芸部門の4部門で市長、市議長、教育長、芸文協会長、岡田文化財団、の各賞を受賞した計20人に、櫻井義之市長らが表彰状を手渡した。
4部門には、市内在住・在勤・在学の人と市内美術系サークルの会員から応募のあった作品計81点の中から、入賞20点と奨励賞4点を選んだ。
櫻井市長はあいさつで「どの作品も力作ぞろいで、皆さんの芸術への真摯(しんし)な姿勢を感じた」と受賞者をたたえた。
絵画部門で市長賞を受賞した、同市関町萩原の近澤さとみさん(51)は「これまで5回応募し、1年かけ、鉛筆画で描いた作品『ゆくえ知れずの鳥たち』で念願の市長賞をいただき、うれしかった」と話した。