伊勢新聞

6年ぶり「伊勢大神楽奉納」 亀山の関神社、獅子舞や曲芸も

【6年ぶりに奉納した「伊勢大神楽」=亀山市関町木崎の関神社で】

【亀山】三重県亀山市関町木崎の関神社(木崎喜富宮司)で16日、日本の伝統芸能として約600年続く「伊勢大神楽」が奉納され、多くの市民らが境内に詰めかけて、獅子舞を楽しんだ。伊勢大神楽は3年ごとに奉納しているが、コロナの影響で六年ぶりとなった。

木崎宮司は、子どもの頃見た「伊勢大神楽」を多くの人に知ってもらおうと、大阪府高槻市の宗教法人「神道伊勢大神楽」の渋谷章社中を招待。同社中の6人は、鈴の舞などの「獅子舞」のほか、棒や傘を使った曲芸を披露した。

訪れた60代の男性は「伝統芸能『伊勢大神楽』を目の前で見ることができて感激した」と話していた。木崎宮司は「皆さんに楽しんでいただけた」と見守っていた。