【四日市】三重県四日市市の企業の絵画クラブＯＢらでつくる「絵画クラブ友」（佐藤良夫代表）は15日、同市安島の市文化会館第４展示室で「第８回作品展」を開いた。会員４人が自由なテーマで描いた油彩画17点を展示している。15日まで。
前田智郎さん(77)は、紺碧の海と白亜の灯台風景を描いた志摩市の「大王崎」など５点を出品している。平岡武司さん(55)は、初秋の山の麓を散策する人々「御在所岳」など４点、佐藤加代子さん(75)は、濃い赤色のツバキの花を質感豊かに表現した「紅」など４点を並べている。
佐藤代表(75)は、長野県千曲市のあんずの里から望む雪の北アルプスとピンクのアンズの花を描いた「杏咲く」など４点を出展している。「絵をこよなく愛する仲間の近作です。四人四様の個性を楽しんでいただきたい」と話していた。