【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は14日、鈴鹿市竹野２丁目の自宅で遺体で見つかった無職中島カズ子さん(98)の死因について、首を刃物のようなもので切られたことによる失血死だったと発表した。同署は中島さんが何者かに殺害された殺人事件と断定。同署は事情を知っているとみられる家族から話を聞いている。
同署によると、中島さんは13日午前７時ごろ、自室にあおむけで倒れた状態で別居する孫に発見された。同日の未明ごろに亡くなったとされる。中島さんは長男(77)とその妻(77)の３人暮らしで、第三者が家に侵入した形跡はみられないという。
中島さん宅では同日、中島さんの遺体が見つかる前に、長男がけがを負って救急搬送されており、同署は関連を調べるとともに、長男の回復を待って詳しい話を聞く方針。