【四日市】三重県四日市市の熟年大学OB29期会(豊田耕一会長)は14日、同市安島の市文化会館で「第9回作品展」を開いた。会員24人と講師2人による水墨画と俳句、俳画、己書四部門と趣味の作品合わせて約80点を展示している。15日まで。
墨の濃淡で生き生きと表現した水墨画「冬の山荘」、四季折々の風景や思いを詠んだ俳句、自作の17句に絵を添えた俳画葉書帳「四季の移ろい」などの力作が展示されている。趣味作品コーナーには、ギフチョウなどの標本、裸婦の油絵、つるしびな、竹あかり、陶芸作品なども並ぶ。
また、会員全員が持ち寄った御朱印帳や形見の紙幣など、それぞれの思い出の品を並べた新企画「お宝拝見」コーナーもあり、来館者らの目を楽しませている。
平出恒志実行委員長(79)は「会員一同、親睦を深め合いながら楽しく活動しています。来年の十回記念展に向けて、新たな企画を考えています」と話していた。